「熱力学の勉強がしたい」
「おすすめの参考書って何がある?」
「試験勉強というよりは、実務で使える参考書がいい」
このような疑問を解決します。
こんにちは。機械設計エンジニアのはくです。
2019年に機械系の大学院を卒業し、現在はメーカーで機械設計エンジニアとして働いています。
本記事では、熱力学を学ぶ最終ステップとして「熱力学のおすすめ参考書3冊」を紹介します。
この記事を読むとわかること。
- 熱力学のおすすめ参考書がわかる
- レベル・目的に合った参考書が見つかる
- 参考書を安く買う方法がわかる
前回までの記事で、熱力学のキホンは一通り解説しました。
「記事を読んでもイマイチ理解できなかった」、あるいは「もっと詳しく知りたい」という方は、参考書を使って勉強するのがおすすめ。
今回は、学習目的別に熱力学のおすすめ参考書を3冊紹介します。
大学の試験対策というよりは、どちらかというと実務で役立つ3冊です。
それではいきましょう。
熱力学の参考書を安く買う方法
おすすめ参考書を紹介する前に、熱力学の参考書を安く買う方法をご紹介。
参考書を安く買う方法としては、中古本を買ったり、ネットで買ってポイントを貯めたりする方法がありますが、社会人の方におすすめなのは会社の経費を利用すること。
多くの会社では、仕事に関連する書籍代は「経費」として申請できます。
新入社員や若手の方にとっては、参考書代も結構バカにならないですよね。
会社のお金で購入すれば、無料で参考書が手に入るので使わない手はないです。
実は、僕自身もはじめは自腹で参考書を買っていたんですが、先輩に教えてもらってこの方法を知りました。
社会人歴が長い方でも以外と知らなかったりするので、皆さんもぜひ使ってみてください。
熱力学のおすすめ参考書3冊
では、ここからは熱力学の勉強におすすめ参考書を紹介していきます。
「どういう人におすすめか」も簡単に紹介するので、レベルや学習目的に合った本を選んでみてください。
できれば、この場ですぐにポチるのではなく、実際に中身を見てから買うのがおすすめです。
マンガでわかる熱力学
タイトルにある通り、熱力学がマンガ形式で学べる本です。
難しい数式や理論は省いて、熱力学の基本が漫画でわかりやすく解説されています。
どちらかというと初心者向けの内容なので、本ブログの「熱力学を学ぶ」の記事を読んで、十分に理解できなかったという方におすすめします。
ちなみに、「マンガでわかる」シリーズは、材料力学や流体力学版も出ているので、興味がある方はチェックしてみてください。
例題でわかる工業熱力学
こちらは、基礎よりももう少し深いところまで知りたいという方におすすめの参考書。
さきほどの「マンガでわかる熱力学」よりも専門的な内容が解説されています。
中級者向けの参考書では、イラスト入りで一番わかりやすいかなと感じました。
熱力学ー事例でわかる考え方と使い方
タイトルにある通り、熱力学の基本原理を事例を用いて解説されています。
熱サイクルやエントロピーなどのやや難しい分野も、身近な例を使ってわかりやすく解説されているのが特徴です。
今回紹介している3冊の中では、一番実務的かなと思います。
まとめ:あなたに合った参考書を見つけよう!
記事の内容をまとめます。
- 参考書を安く買うなら、会社の経費を活用するのがおすすめ
- 参考書を選ぶ時は、実際に中身を見てから買うこと
- 基礎から学び直したい方には「マンガでわかる熱力学」がおすすめ
- 基礎よりも深い内容を知りたい方には「例題でわかる工業熱力学」がおすすめ
- 熱力学を身近な例で学びたい方には「熱力学ー事例でわかる考え方と使い方」がおすすめ
以上です。
熱力学をより詳しく学びたいなら、参考書を活用するのが効果的。
おすすめの参考書を探している方は、ぜひ今回の内容を参考に、あなたに合ったものを探してみてください!
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