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機械設計の仕事にプログラミングは必要ないけど、とはいえできた方がいい話

機械設計にプログラミングスキルは必要?【現役エンジニアの僕が回答します】スキル
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「機械設計にプログラミングスキルは必要?」

「必要ならどの言語を勉強すればいい…?」

「実際に機械設計をやっている人の話が聞きたい」

このような疑問を解決します。

械設計の仕事にプログラミングスキルは必要ありませんが、プログラミングの概念だけでも理解していると、仕事で役立つ場面があります。

本記事では、機械設計にプログラミングが必要ない理由を、現役の機械設計エンジニアである僕の体験談を交えながら解説します。

「大学で機械工学を学んでいる」、あるいは「これから機械設計への転職を考えている」という方に、ぜひ参考にしてもらいたい内容です。

機械設計にプログラミングは必要ない理由

機械設計にプログラミングは必要ない理由

さきほど言ったように、機械設計の仕事にプログラミングスキルは必要ありません。

実際僕のまわりでも、プログラミングを使って仕事をしている機械設計エンジニアの人はいません。

これは、ずばり僕たち機械設計エンジニアの仕事が、機械の中身(プログラム)ではなく、外側(機構、構造)をつくる仕事だからです。

世の中にある機械はすべて、メカエンジニアが目に見える「モノ」を設計し、エレキエンジニアが設計した「電気回路」を動力として、ソフトエンジニアがつくった「プログラム」にしたがって動きます。

たとえば、自動車ならエンジンや車のボディの設計を僕たちメカエンジニアが担当します。

そして、モーターや車載カメラといった各種電子機器の回路設計や制御をエレキエンジニアが担当し、自動運転などのプログラムをソフトエンジニアが担当するといったイメージです。

(もちろん、実際の業務はもっと多岐にわたりますが…)

このように、エンジニアの仕事は職種によって業務内容がわかれており、それぞれ必要なスキルも異なります。

機械設計なら4大力学(材料力学・熱力学・流体力学・機械力学)の知識が必要ですし、エレキエンジニアなら電気回路の知識、ソフトエンジニアならプログラミングスキルは必須です。

機械設計の仕事でプログラミングを使うことは限りなくゼロに近いので、プログラミングスキルは必要ないというのが現役の機械設計エンジニアである僕の結論です。

とはいえ、プログラミングはできた方がいい

とはいえ、プログラミングはできた方がいい

機械設計の仕事にプログラミングスキルは必要ありませんが、そうはいっても、プログラミングができるといいこともあります。

さきほど言ったように、ものづくりはメカ・エレキ・ソフトとさまざまな職種の人と一緒に仕事をすることになります。

したがって、ほかの職種の知識があることで、チームのメンバーとコミュニケーションが取りやすく、仕事がスムーズに進められるというメリットがあります。

実際、僕も仕事でエレキやソフトの人たちと会議をすることが多いですが、時にはプログラミングの専門用語が出てくることもあります。

僕は大学時代に少しプログラミングを勉強していたので、ある程度は話についていけますが、もっと勉強しておけばよかったなと思うことも多いです。

実際にコードを書くといったプログラミングの実務ができる必要はありませんが、原理や仕組みを理解しておくだけでも、業務では役立つはず。

機械設計に必要なのは、4大力学や製図、材料、機械加工の知識ですが、他にも回路図が読める・プログラミングができるといった人は重宝されます。

自分の仕事で使うスキルだけでなく、関連する職種の知識があるエンジニアが一流のエンジニアです。

おまけ:僕が使っていたプログラミング学習サイトを紹介…

おまけ:僕が使っていたプログラミング学習サイトを紹介…

さいごに、おまけとして僕がプログラミングの独学で使っていたサイトを2つ紹介します。

有料ですがそこまで料金は高くないですし、ゲーム感覚でプログラミングの仕組みがわかるので、初心者の方におすすめ。

ドットインストールは無料でも十分学べるので、興味がある方はぜひ使ってみてください。

まとめ:機械設計にプログラミングは必要ないけど、できると便利

まとめ:機械設計にプログラミングは必要ないけど、できると便利

記事の内容をまとめます。

  • 機械設計にプログラミングスキルは必要ない
  • メカエンジニアの仕事は機械の外側(機構、構造)を設計すること
  • 機械の中身(プログラム)をつくるのはソフトエンジニア
  • とはいえ、機械設計のスキルだけでなく関連する職種の知識があると役に立つ

以上です。

機械設計の仕事でプログラミングを使うことはありませんが、プログラミングを理解していると、チームで仕事をするうえで役に立ちます。

ものづくりの仕事はチーム作業です。

自分の仕事で使うスキルだけでなく、関連する職種の知識があるエンジニアが一流のエンジニアと言えるでしょう。

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