機械設計はベンチャーと大手企業どっちがいい?特徴を比較してみた

機械設計はベンチャーと大手企業どっちがいい?特徴を比較してみた就職・転職

「機械設計になりたいけど、ベンチャーと大手企業どっちがいいかな」

「ベンチャーの方が自由に仕事ができる?」

「大手企業の方が教育がしっかりしてる?」

「それぞれの違いや特徴が知りたい…!」

このような疑問や悩みにお答えします。

こんにちは。機械設計エンジニアのはくです。

2019年に機械系の大学院を卒業し、現在は製造装置メーカーで機械設計士として働いています。

今回は、「機械設計の就職はベンチャーと大手企業どっちがいい?」という疑問にお答えします。

ベンチャー企業と言うとIT系のイメージが強いですが、機械設計にもベンチャーはあります。

僕自身は大手企業に勤めていますが、ベンチャーと大企業では業務内容や職場環境も変わってきます。

「どっちの方がいい」という話ではなく、人によって向き・不向きがありますから、ベンチャーと大手企業で迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

機械設計ベンチャーと大手企業の違い

機械設計ベンチャーと大手企業の違い

まずは、機械設計におけるベンチャーと大手企業それぞれの特徴を紹介していきます。

もちろん、会社によって差はありますから、参考として見ていただけるといいかなと。

社員数の違い

当然ですが、ベンチャーよりも大手企業の方が社員数は多いです。

たとえば、僕の会社だと他の事業所も含めて1万人以上の社員がいます。

部署内だけでも200人くらいの人が同じフロアで働いていますから、一度も話したことがないという人もちらほら。

名前と顔が一致しない人も多いです。。。

社員数が多いメリットとしては、各分野の専門知識を持った人がそれぞれいることかなと。

「シミュレーションならこの人」「駆動系ならこの人」といった感じで、各分野の専門家に質問できるのが便利です。

一方、ベンチャーは社員数が少ないので、よりアットホームな環境で働けると思います。

「大人数が苦手」「1人で集中して働きたい」という人なら、ベンチャーの方が向いています。

教育・研修の違い

大手企業は、教育や研修が充実しています。

新卒で入社したら、研修→配属となるので、本格的な業務が始まるのは3ヶ月〜半年後です。

会社の事業説明から就業規則、社内システムの使い方、電話対応、名刺交換、工場見学、CADの操作方法、、、など。

役に立つものから立たないものまで、様々な研修があります。

一方、ベンチャー企業では、研修や教育は少なく、実践で学んでいくのが普通です。

入社後すぐに簡単な図面のバラシ(3Dモデルを2D図面に起こすこと)などを任されることも多く、即戦力として働けるのが特徴です。

事業規模の違い

大手企業は、1台何億という製品をあつかう場合もありますから、仕事の規模としては大きめ。

自分1人で業務を完結できることは少なく、関連部署やサプライヤーなど様々な人とやり取りをしながら出荷まで進めます。

一方、ベンチャーは金額の小さい製品をあつかっていることが多いです。

したがって、大手企業と比べると仕事の規模は小さめ。

1つの製品を狭く深く突きつめるイメージでしょう。

業務内容の違い

一言でいうと、やりたい製品の設計ができるのがベンチャー、やりたい製品の設計ができるとは限らないのが大手企業です。

大手企業は、一括採用で入社後に各部署に配属されます。

よく「配属ガチャ」と言われますが、「車のエンジンを開発したかったのに、ボディやシートの設計を担当する部署に配属された…」ということもしばしば。

入社前に希望していた部署に配属されるかどうかわからないのが、大手企業の特徴です。

一方、ベンチャーでは、「この製品の設計ができる人」といった感じで、ピンポイントで人材を募集します。

したがって、応募時にどんな製品の設計をするかがわかり、自分のやりたい製品の設計をできるのが特徴です。

業務範囲の違い

別の記事でも言っていますが、大手企業・ベンチャーにかかわらず、機械設計エンジニアの業務は幅広いです。

設計業務にくわえて、仕様書の作成、お客さん・サプライヤーとの打ち合わせ、部材の手配、装置のメンテナンス、スケジュール調整、、、など。

業務範囲が広いので、必然的に残業も多くなりがちです。

また、ベンチャーは人が少ないため、上記にくわえて営業や企画的な役割を担当する場合があります。

どちらにしろ、設計だけでなく、その他の業務も行うのが普通と考えておくといいでしょう。

忙しさの違い

さきほど言ったように、大手企業とベンチャーどちらも忙しいというのが現状です。

「ベンチャーだから忙しい」「大企業だから忙しい」という感じではなく、会社や業界による違いが大きいと言えます。

たとえば、僕が務めている半導体業界は、業界全体で残業が多めです。

そのため、僕の会社はもちろん、やり取りしているサプライヤーさんや加工業者さん、派遣・請負の人たちもかなり忙しくしています。

残業が気になるなら、ベンチャーと大手企業の違いよりも、業界で調べてみるのがいいかと思います。

給料面の違い

やはり大手企業の方が給料は良いです。

社宅や家賃補助なども充実しているので、金銭面では大企業が有利でしょう。

ただし、ベンチャーの方が出世がはやいため、若手エンジニアは大手企業よりも年収が高いかもしれません。

大手企業は年功序列が普通ですが、ベンチャーはどちらかと言うと実力重視。

能力が高い人なら、高年収も期待できます。

福利厚生の違い

福利厚生も、やはり大手企業の方が充実しています。

たとえば、僕の会社では社宅はもちろん、社員食堂や保養所、各種レジャー施設の割引などがあります。

休日に使える福利厚生も多いので、僕自身けっこう活用しています。

一方、ベンチャーはこういった福利厚生は最低限である場合が多いです。

とはいえ、保養所やレジャー施設の割引はおまけみたいなものですから、特になくても不便はしないかなというのが僕の意見。

社宅や社員食堂については、あれば便利といった感じです。

大手企業とベンチャー、どっちが向いている?

大手企業とベンチャー、どっちが向いている?

ここまで、機械設計ベンチャーと大手企業の違いを説明してきましたが、それぞれメリット・デメリットがあり、一概にどっちがいいという答えはありません。

人によって向き・不向きがありますから、ここでは、「こういう人はこっちが向いている」といったことを紹介していきます。

大手企業に向いている人

機械設計の大手企業に向いているのは、以下のような人です。

  • 機械設計についてイチからしっかり教わりたい
  • 規模の大きな製品を設計したい
  • 給料が良いのはやっぱり重要
  • 福利厚生も重視する

機械設計についてイチから勉強したいなら、やはり教育がしっかりしている大手企業が有利。

マナー研修など役に立たない研修も多々ありますが、配属後も定期的に勉強会があったりして、学ぶ機会は多いです。

「規模の大きな製品の設計に携わりたい」、あるいは「明確にコレをつくりたいというのはないけど、機械設計がやりたい」という人は、ベンチャーよりも大手企業が向いています。

また、給料や福利厚生も重視するという人も、ベンチャーより大手企業がおすすめです。

機械設計ベンチャーに向いている人

一方、ベンチャーに向いているのは、以下のような人です。

  • 少人数が好き
  • 1つの製品を深く突きつめたい
  • つくりたい製品が明確にある
  • 企画から営業、設計、販売まですべて自分でやりたい
  • 給料はそこそこ貰えればいい
  • 福利厚生はいらない

性格的に「大人数が苦手」「1人で集中して働きたい」という人は、ベンチャー企業が向いています。

先輩や上司との距離も近いので、役職が上の人にも気軽に話しかけたり、質問したりできるのがメリットです。

また、「コレの設計に携わりたい!」というふうに、明確につくりたい製品がある場合は、ベンチャーの方がおすすめ。

希望どおりの製品を担当できるので、入社前と後のギャップも少ないです。

ただし、ベンチャーは給料や福利厚生が充実していない場合がありますから、希望に合わせてしっかり企業選びをするのがいいでしょう。

まとめ:あなたにあった会社で働こう

機械設計はベンチャーと大手企業どっちがいい?特徴を比較してみた

以上、機械設計における大手企業とベンチャーの違いを説明しました。

何度も言っていますが、一概にどちらの方がいいという正解はありません。

仕事内容や働き方、職場環境など、人によって向き・不向きがありますから、自分なりにどちらが向いているかを判断することをおすすめします!

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